runs/<実験ID>/ に閉じる.同じ設定と seed で同じ結果に辿れるようにするTIASJudgeModel/ ├── configs/ # 実験設定 YAML ├── src/tias_judge_model/ │ ├── schema.py # pydantic 設定スキーマ │ ├── data/ # manifest 読み込み・Dataset・分割・前処理 │ ├── models/ # timm ラッパ(アーキテクチャ差し替え点) │ ├── training/ # 学習ループ・損失・スケジューラ │ ├── evaluation/ # 指標・混同行列・レポート生成 │ ├── baseline/ # ルールベース比較(扱いは未定) │ ├── remote/ # リモート実行(tar over ssh・tmux・回収) │ └── cli/ # エントリポイント ├── scripts/ # 合成データ生成・manifest 生成 ├── tests/ ├── data/ # .gitignore(合成データ.実データは置かない) └── runs/ # .gitignore(実験結果)
依存方向は cli → training / evaluation → data / models の一方向とする.data と models は CLI・学習ループを import しない.
元データは研究室 PC の C:\Users\Papin\clinical-data\TIASJudgeModel\ にラベルごとの 9 フォルダとして置かれている(ENV_03).サーバへコピーした後の配置(~/data/TIASJudgeModel/):
~/data/TIASJudgeModel/ ├── images/ │ ├── light_red_normal/ # ラベル_程度のスラッグごとのディレクトリ │ ├── dark_red_strong/ │ ├── dark_red_mild/ │ ├── purple_strong/ │ ├── purple_mild/ │ ├── red_strong/ │ ├── red_mild/ │ ├── pale_strong/ │ └── pale_mild/ └── manifest.csv # 学習が読む唯一の入口
ディレクトリ名は <label>_<severity> のスラッグとする(研究室 PC 側の日本語フォルダ名との対応は ENV_03.日本語名のまま転送すると文字コード差で壊れるため).
manifest.csv の列:
| 列名 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
image_path | images/ からの相対パス | — |
patient_id | 患者を一意に識別する ID | 必須.分割の単位になる |
label | 舌色 5 分類のいずれか | 元データのフォルダ名に由来 |
severity | 程度(strong / mild / normal) | 学習には使わず,評価の層別分析に使う |
note | 任意の備考 | 除外理由等 |
label と severity を決める(対応表は TEST_01 データセット構成調査)patient_id について: 現在のデータセットは 1 患者 1 枚であることを確認済み(2026-09-27).したがって画像 ID をそのまま patient_id とする.この前提が崩れる(同一患者の複数枚が追加される)場合は,実際の患者 ID を入れ直す必要がある(同一患者が分割を跨ぐと評価が壊れるため).分割処理は常に patient_id 単位で行い,前提が変わってもコードを変えずに済むようにする読み込み時・生成時とも,問題があれば黙って除外せず ValueError で停止する(.claude/rules/error-handling.md).メッセージは行番号・件数・クラス名のみで示し,患者 ID・ファイル名を含めない.
| 対象 | 停止する条件 |
|---|---|
| 読み込み | 必須列(image_path・patient_id・label・severity)の欠落,patient_id が空,未知の label / severity,無効な組み合わせ,image_path の重複,同一 patient_id に異なる label,image_path が絶対パス・.. を含む・区切りが \ |
| 生成 | images/ 直下の想定外のディレクトリ名・ファイル,クラスディレクトリ内のサブディレクトリ・PNG 以外のファイル,画像が 0 枚のクラスディレクトリ(クラスが欠けたまま学習が進むのを防ぐため),ファイル名の stem の重複(患者 ID と見なせなくなるため) |
note 列は読み込み時に省略できる(無ければ空文字)patient_id で同じ label の複数行は許す(1 患者複数枚に備える)実験条件は configs/*.yaml に置き,pydantic で検証する(未知のキーは拒否する).
| キー | 内容 | 既定値 |
|---|---|---|
data.root | データのルート(images/ と manifest を含む).~ を展開する.相対パスはカレントディレクトリ基準 | なし(必須) |
data.manifest | manifest のパス.相対パスは data.root 基準 | manifest.csv |
data.severities | 学習・評価に使う程度(strong・mild・normal の部分集合).空・重複・未知の値は不可.分割の後に適用する(SPEC_02「程度(ややあり)の扱い」) | [strong, mild, normal] |
split.seed | 分割の seed | 42 |
split.val_ratio・split.test_ratio | 単一分割の比率.各 0 より大きく,合計 1 未満 | 0.15・0.15 |
split.n_folds | 交差検証の fold 数(2 以上) | 5 |
TIAS_DATA_ROOT が設定されていれば data.root より優先する(サーバと手元で同じ設定ファイルを使い回せるようにするため)model・train 節に置く(キーと既定値は SPEC_02「学習の設定」).学習しないコマンド(tias-dataset)では省略できる内部表現は英字 slug,表示は日本語とし,整数 ID を固定して混同行列の軸をぶらさない.
| ID | slug | 表示 |
|---|---|---|
| 0 | pale | 淡白 |
| 1 | light_red | 淡紅 |
| 2 | red | 紅 |
| 3 | dark_red | 暗赤紅 |
| 4 | purple | 紫 |
※ 表示名は元データのフォルダ名に合わせている(「暗赤紅」).順序尺度として扱えるかは未確定(SPEC_02 参照).
runs/<実験ID>/ ├── config.yaml # 解決済み設定 + git コミットハッシュ + seed ├── history.csv # エポックごとの損失・指標 ├── metrics.json # 最終指標(macro F1・accuracy・クラス別) ├── confusion_matrix.csv # 混同行列の数値 ├── log.txt ├── figures/ # 図専用(学習曲線・混同行列等).症例画像は書き込まない │ └── confusion_matrix.png ├── dataset_summary.json # データセット集計の結果(集計値のみ.データセット集計の実行時) ├── split.json # 分割結果(患者 ID を含む.回収しない) └── checkpoints/best.pt
実験 ID の書式: YYYYmmdd-HHMMSS_<名前>_<git短縮ハッシュ>(<名前> は学習なら設定ファイル名,データセット集計なら survey)
サーバには .git を送らないため,git のハッシュは手元で求めて tias-remote run が環境変数 TIAS_GIT_COMMIT で渡す(SPEC_03).未コミットの変更(未追跡ファイルを含む.git status --porcelain が空でない)があるときは末尾に -dirty が付く.値は英数字で始まり英数字・_・- の 64 文字以内でなければ拒否する.環境変数が無い場合(手元での直接実行等)は nogit とする
figures/ には図だけを置き,症例画像(舌画像そのもの・切り出し・誤分類例の画像)を書き込まない.回収ホワイトリストが figures/*.png を回収対象にしているため
患者 ID・画像ファイル名を含む出力(分割結果・個票の予測)は上記の回収対象外の名前で保存する
手元へ回収できるのは以下の名前が一致するファイルのみ.列挙外のファイルは回収しない(拡張子や中身での判断はしない).リモート実行ツール(SPEC_03)がこの制約を実装する.
回収する(runs/<実験ID>/ 配下) | 回収しない |
|---|---|
config.yaml・history.csv・metrics.json・confusion_matrix.csv・log.txt・dataset_summary.json | 上記以外のすべて(split.json・個票の予測・画像・manifest 等) |
figures/*.png | figures/ 以外にある *.png |
checkpoints/*.pt(明示的に指定したときのみ) | 指定が無いときの checkpoints/ |
runs/_remote_logs/<ジョブ名>.log)はファイルとしては回収せず,tias-remote logs で表示して確認する(ログに個人情報を出さない規則が前提..claude/rules/coding-style.md)~/data/TIASJudgeModel/)からは何も回収しない| コマンド | 役割 | 実行場所 |
|---|---|---|
tias-dataset build-manifest | images/ を走査して manifest.csv を書き出す(既存があれば --overwrite が必要) | サーバ |
tias-train cv --config PATH | 5-fold 交差検証で学習・評価し,runs/<実験ID>/ に書き出す(SPEC_02「交差検証の実行」).最後に実験 ID を出力する | サーバ(GPU) |
tias-train color-cv --config PATH | 色特徴分類器(SPEC_02「色特徴分類器」)を同じ分割で交差検証し,同じ形式で書き出す(学習曲線・重みは出さない).最後に実験 ID を出力する | サーバ(CPU) |
tias-dataset survey | データセットを集計して runs/<実験ID>/ に集計値だけを書き出す(下記) | サーバ(結果の要約のみ手元へ) |
| 学習 | 設定 YAML を受け取って学習する | サーバ |
| 評価 | 学習済み run の評価・レポート生成 | サーバ |
| リモート実行 | コード送信・ジョブ実行・結果回収・GPU 空き確認(複数サーバ.SPEC_03) | 手元 |
コマンド名は実装時に確定し,ENV_04 開発コマンドに記載する.
tias-dataset survey は manifest と画像を読み,集計値だけを runs/<実験ID>/dataset_summary.json と runs/<実験ID>/figures/ に書き出す.画像単位の値・患者 ID・ファイル名は出力しない(ログも同様).集計の単位は <label>_<severity> の 9 グループと,クラス(5)・全体.
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 件数 | グループ・クラス・程度ごとの画像数と患者数.条件ごと(data.severities の 2 条件)の件数 |
| 読み込み | 読めなかった画像の件数,RGB 以外のモード・アルファチャンネル付きの件数 |
| サイズ | 幅・高さの最小・最大・平均・中央値 |
| 舌領域の割合 | 画像に占める舌領域(背景でない画素)の割合の最小・平均・最大 |
| 舌領域の色(Lab) | 画像ごとに舌領域の L*・a*・b* の平均を求め,グループごとにその平均・標準偏差・中央値・10/90 パーセンタイルを出す |
| グループ間の色差 | グループ平均どうしの色差 ΔE(CIE76).特に各 mild グループについて「淡紅(light_red_normal)との ΔE」と「同じクラスの strong との ΔE」を並べる |
| 分割の確認 | 既定の設定で分割したときの,各分割・グループの件数(患者 ID は出さない) |
figures/): グループごとの L*・a*・b* の分布(箱ひげ図等).画像そのもの・画像の切り出しは描かない