diff --git a/.claude/commands/auto-refactor.md b/.claude/commands/auto-refactor.md index 7555642..7cd24b0 100644 --- a/.claude/commands/auto-refactor.md +++ b/.claude/commands/auto-refactor.md @@ -9,10 +9,11 @@ ユーザーが席を外している無人時間に,空いた稼働枠を「コードの大規模リファクタリング」と「実装とドキュメントのズレ解消」に充てるために起動されました. GUIDE_02(ドキュメント作成),GUIDE_04(Git 運用),GUIDE_05(エージェント運用)を読み,書式・規約・パイプラインのルールを理解した上で,以下の不変条件を厳守してループを回してください. -このループが扱う作業は **2 種類**ある. +このループが扱う作業は **3 種類**ある. - **コードリファクタ系**:挙動を変えずにコード品質を改善する(安全網=テスト). - **ドキュメント同期系**:実装を真として `docs/` の記述を実態に近づける.ただし「ドキュメントに無い事項の追記」は自動で行い,「ドキュメントと実装の矛盾」は自動で書き換えず報告のみ(後述). +- **ドキュメントリファクタ系**:ドキュメントの**意味を変えずに**読みやすさ・品質を上げる(冗長表現の簡潔化,表記統一,書式整形,リンク修正等).コードリファクタにおけるテストに相当する「意味が保たれたかの自動検証手段が無い」ため,**情報を削るより残す側に倒す**のが原則(後述の不変条件 9). ## このコマンドの位置づけ(重要) @@ -33,6 +34,7 @@ 6. **除外領域に触れない**:後述の「対象外の領域(除外リスト)」に該当する箇所はリファクタ対象に選ばない. 7. **疑わしきは停止**:判断に迷う・安全網が確認できない・テストコマンドが特定できない場合は,無理に進めず停止して状況を報告する. 8. **ドキュメントは「追記は自動・矛盾は報告のみ」**:実装を真としてよいのは**ドキュメントに記載が無い事項の追記**だけ.ドキュメントと実装が**食い違う**箇所は**自動で書き換えず**,要確認リストに記録して報告する(矛盾は実装バグの兆候かもしれず,無人で塗り潰すと検出機会を失うため).`docs/01_GUIDE/`(規約),`CLAUDE.md`,`docs/03_PLAN/`・`docs/PROGRESS.md`(計画・進捗)は実装を真とする対象に**含めない**. +9. **ドキュメントリファクタは「意味保存」が絶対条件**:自動で行ってよいのは**意味・情報を保ったままの品質改善**だけ.具体的には ①無損失整形(表記揺れの統一・書式/見出し/表の整形・リンクや参照の修正・明らかなタイポ)と,②**意味を保った簡潔化・重複の集約**(冗長な言い回しを短くする,同一内容の重複を1か所に集約して他はリンクする).**消してはいけないもの**=事実・決定事項・設計判断(なぜその案にしたか)・失敗パターン・具体的な制約や閾値.これらが落ちる「陳腐化記述の削除」や「大規模な再編」は自動で行わず,要確認リストに**提案として記録**する.意味保存を自動検証する手段は無いため,迷ったら削らない(残す側に倒す). ## 対象外の領域(除外リスト) — コードリファクタの対象に選ばない @@ -46,7 +48,7 @@ - ビルド成果物・キャッシュ(`dist/`,`build/`,`.next/`,`coverage/` 等) - ドキュメント全般(`docs/`,`CLAUDE.md`,`.claude/` 配下) -※ ドキュメントはコードリファクタの対象にはしないが,**ドキュメント同期系の処理(D)**では `docs/02_ENV/`・`docs/04_SPEC/`・`docs/05_TECH/` を更新対象とする(不変条件 8 の範囲で).`docs/01_GUIDE/`・`CLAUDE.md`・`.claude/`・進捗系は同期処理でも自動編集しない. +※ ドキュメントはコードリファクタの対象にはしないが,**ドキュメント同期系の処理(D)/ドキュメントリファクタ系の処理(DR)**では `docs/02_ENV/`・`docs/04_SPEC/`・`docs/05_TECH/` を更新対象とする(不変条件 8・9 の範囲で).`docs/01_GUIDE/`・`CLAUDE.md`・`.claude/`・進捗系(`docs/03_PLAN/`・`docs/PROGRESS.md`)は自動編集の対象に**含めない**. 判断に迷うファイルは「触らない」側に倒す(不変条件 7). @@ -66,7 +68,9 @@ 4. **ベースラインの確認**:既存テストがある場合は検証スイートを実行し,**開始時点で全て緑**であることを確認する.赤がある場合は,リファクタの前提(緑からの出発)が崩れているため**停止して報告**する.既存テストが0件の場合はテスト実行を省略してよいが,ビルド/型チェックがあれば実行して緑を確認する. 5. **台帳の読み込み**:以下のローカル台帳が存在すれば読み込む(無ければ空として扱う).いずれも**ローカルな運用状態であり成果物ではないため `.gitignore` 対象**とする(追跡されていなければ `.gitignore` に追記する). - `.claude/auto-refactor-skip.md`(スキップ台帳):過去に安全に扱えなかったリファクタ対象.今回も**再挑戦せず除外**する.形式は1行1エントリ `- <対象> | <理由> | <日付>`. - - `.claude/auto-refactor-doc-review.md`(ドキュメント要確認リスト):過去に検出した「ドキュメントと実装の矛盾」.**既出の矛盾は再記録しない**(重複・トークン浪費防止).形式は1行1エントリ `- <箇所> | <ドキュメントの記述> | <実装の挙動> | <推定原因> | <日付>`. + - `.claude/auto-refactor-doc-review.md`(ドキュメント要確認リスト):過去に検出した「ドキュメントと実装の矛盾」および「自動では行わない簡潔化・再編の提案」.**既出の項目は再記録しない**(重複・トークン浪費防止).形式は1行1エントリ,先頭にカテゴリを付ける: + - 矛盾: `- [矛盾] <箇所> | <ドキュメントの記述> | <実装の挙動> | <推定原因> | <日付>` + - 提案: `- [提案] <箇所> | <提案内容(どう簡潔化/再編したいか)> | <自動で行わない理由> | <日付>` ## ループ本体 (Loop Body) — 安全な作業が尽きるまで繰り返す @@ -78,8 +82,9 @@ - **リファクタ対象(コード)**:除外リスト・スキップ台帳に該当しないもの.優先度の目安(高い順):重複コードの集約 → 過度に長い関数の分割 → 命名の改善 → デッドコード除去 → 構造の単純化. → 選んだら「リファクタ処理 (R)」へ. - **ドキュメント・ドリフト項目**:`docs/02_ENV/`・`docs/04_SPEC/`・`docs/05_TECH/` と実装を突き合わせ,**記載漏れ**または**矛盾**がある箇所.要確認リストに既出の矛盾は除外する. → 選んだら「ドキュメント同期処理 (D)」へ. +- **ドキュメントリファクタ項目**:`docs/02_ENV/`・`docs/04_SPEC/`・`docs/05_TECH/` の中で,**意味を変えずに**改善できる箇所(冗長な言い回し,表記揺れ,書式の乱れ,重複,リンク切れ等). → 選んだら「ドキュメントリファクタ処理 (DR)」へ. -両種別とも作業項目が無くなったら**ループを終了**し,完了報告へ進む. +いずれの種別も作業項目が無くなったら**ループを終了**し,完了報告へ進む. --- @@ -152,16 +157,39 @@ #### ステップ D3: 矛盾は報告のみ(自動で書き換えない) - **ドキュメントは書き換えない**(不変条件 8).矛盾は実装バグの兆候かもしれず,無人で「実装に合わせて」塗り潰すと検出機会を失う. -- `.claude/auto-refactor-doc-review.md`(要確認リスト)に**1行追記**する: `- <箇所> | <ドキュメントの記述> | <実装の挙動> | <推定原因(仕様が古い/実装バグの疑い 等)> | <日付>`. +- `.claude/auto-refactor-doc-review.md`(要確認リスト)に**1行追記**する: `- [矛盾] <箇所> | <ドキュメントの記述> | <実装の挙動> | <推定原因(仕様が古い/実装バグの疑い 等)> | <日付>`. - **既に記録済みの矛盾は再記録しない**.記録(または既出確認)したらステップ 0 へ戻る. --- +### ドキュメントリファクタ処理 (DR) + +#### ステップ DR1: 改善方針の判定(意味保存が絶対条件) + +選んだ箇所について,意味・情報を保ったまま改善できるかを判定する(不変条件 9). + +- **無損失整形 or 意味を保った簡潔化/集約** → ステップ DR2 へ(自動で実施). + - 例:冗長な言い回しを短くする,表記揺れ・カタカナ/英字のゆれを統一,見出しレベル・表・コードフェンス・箇条書きの整形,重複説明を1か所に集約して他はリンク,切れたリンクや古い参照(GUIDE_03 命名)を実在パスに修正,明らかなタイポ修正. +- **情報が落ちる削除・大規模再編**(陳腐化記述の削除,ファイル分割/統合,節の大幅な並べ替え等) → ステップ DR3 へ(自動では行わず提案のみ). + +#### ステップ DR2: ドキュメントリファクタ実施(自動) + +- 該当ドキュメントを,**意味・決定事項・設計判断・失敗パターン・具体的制約を一切落とさずに**整形・簡潔化する.GUIDE_02(ドキュメント作成)・GUIDE_03(命名)に従う. +- 迷ったら削らない(残す側に倒す).少しでも情報が落ちる懸念があれば DR3 に回す. +- GUIDE_04 のコミット書式に従い,タグ **`[clean]`** でコミットする(例: `[clean] 04_SPEC の冗長な説明を簡潔化`).コミット後,ステップ 0 へ戻る. + +#### ステップ DR3: 削除・大規模再編は提案のみ(自動で行わない) + +- 本文は書き換えない.`.claude/auto-refactor-doc-review.md` に**1行追記**する: `- [提案] <箇所> | <提案内容(どう簡潔化/再編したいか)> | <自動で行わない理由(情報が落ちうる 等)> | <日付>`. +- **既出の提案は再記録しない**.記録(または既出確認)したらステップ 0 へ戻る. + +--- + ## 停止条件 (Stop Conditions) 以下のいずれかでループを止める. -- **リファクタ対象(テスト生成で保護下にできるものを含む)とドキュメント・ドリフト項目が,両方とも尽きた** → **正常終了**. +- **リファクタ対象(テスト生成で保護下にできるものを含む)・ドキュメント・ドリフト項目・ドキュメントリファクタ項目が,すべて尽きた** → **正常終了**. - 同じ箇所で繰り返しテストが赤になる/テストコマンドが途中で失敗するようになった → **異常として停止し報告**. - 不変条件を満たせない状況になった → **停止して報告**. - ユーザーが割り込んで中断した → その時点までの成果(コミット済み)は `refactor/` ブランチに残る. @@ -175,7 +203,7 @@ `/loop` で回すと,作業が尽きた後もウェイクのたびに「対象なし → 即終了」を繰り返し,**無駄にトークンを消費**しうる.これを防ぐため,以下の収束ルールを守る. -- 各イテレーションの開始時に全範囲を再スキャンし,**この回で実施した作業の件数**を数える(リファクタ+特性化テスト生成+ドキュメント追記+**新規に記録した**矛盾.既出の矛盾の再確認は作業に数えない). +- 各イテレーションの開始時に全範囲を再スキャンし,**この回で実施した作業の件数**を数える(リファクタ+特性化テスト生成+ドキュメント追記+ドキュメントリファクタ+**新規に記録した**矛盾・提案.既出項目の再確認は作業に数えない). - **作業件数が 0 だった回**を「空振り」とカウントする. - **空振りが 2 回連続**したら,もう安全に拾える作業は出尽くしたとみなし,**`/loop` 自体を終了する**(次のウェイクをスケジュールしない). - 1 回の空振りで即終了しないのは,「順序やコミットの巡り合わせで一時的に拾えなかっただけ」のケースを 1 回分許容するため. @@ -189,8 +217,9 @@ - 作業ブランチ名 - 追加した特性化テストの件数(= `[add]` のテストコミット数)と対象モジュールの一覧 - 実施したリファクタリングの件数(= `[clean]` コミット数)と概要の一覧 -- 更新したドキュメントの件数と内容(追記した `02_ENV`/`04_SPEC`/`05_TECH` の箇所一覧) -- **⚠ ドキュメントと実装の矛盾**:要確認リスト `.claude/auto-refactor-doc-review.md` に記録した件数と概要.**実装バグの可能性があるため自動では直していない**ので,1件ずつ「仕様を直す/実装を直す」を人間が判断してほしい旨を明記する +- 更新したドキュメントの件数と内容(`02_ENV`/`04_SPEC`/`05_TECH` への**追記**と,意味を保った**簡潔化・整形**(`[clean]`)の箇所一覧) +- **⚠ ドキュメントと実装の矛盾**:要確認リスト `.claude/auto-refactor-doc-review.md` の `[矛盾]` の件数と概要.**実装バグの可能性があるため自動では直していない**ので,1件ずつ「仕様を直す/実装を直す」を人間が判断してほしい旨を明記する +- **簡潔化・再編の提案**:同リストの `[提案]` の件数と概要(情報が落ちうるため自動では行わなかったもの.採否は人間が判断) - スキップした対象とその理由(挙動が固定できずテスト生成に失敗/検証スイートが緑にできなかった 等).詳細はスキップ台帳 `.claude/auto-refactor-skip.md` に追記済み - ⚠ 自動生成した特性化テストは**現状の挙動(バグを含む)を固定**したもの.後で内容を一度目視確認することを推奨する旨を添える - 次のアクションの案内:「内容を確認の上,問題なければ `/commit push`(または `merge`)で `main` に取り込めます」