起動時に Lucam → ImagingSource の順で接続を試みる.
ImagingSource カメラ(新カメラ)
- 対応機種: DFK33UX178,DFK23UX249
- ※ README には DBK33UX178 と記載されていたが,ソースコード上は DFK33UX178 として扱われている.実機の型番は要確認.
- SDK: IC Imaging Control (TIS.Imaging)
- 設定ファイル:
[デバイス名].xml(例: DFK33UX178.xml)
Lumenera カメラ(旧カメラ)
- 対応機種: Lw110
- SDK: Lumenera SDK(
lumenera.api.dll)
- 起動後,接続したカメラのライブ映像をメインウィンドウに表示する.
- サブモニタへのプレビュー表示にも対応する(PreviewMonitor).
- ImagingSource カメラはプレビュー時に ROI クリップを適用する.
プレビュー中に舌診チャートを検出すると自動でキャリブレーションを開始する.
- ArUco マーカー(ID 40, 41)を使用してチャートを自動検出する.
- チャートが一定フレーム数静止したことを確認してからキャリブを開始する.
- チャートの白色票(24色票の13番)を基準にカメラのゲインを自動調整する.
- 目標値は
config.xml の Calib/Reference で指定する.
- 24パッチの平均 RGB 値を計測し,最小二乗法(SVD)で変換行列を算出する.
- 変換次元数(多項式の次数)は
Calib/ConversionChannels で指定する.
- 4: 1次式(R,G,B,1)
- 10: 2次式(+RG,RB,GB,R²,G²,B²)
- 17: 3次式(+R²B,R²G,G²R,G²B,B²R,B²G,RGB)
- 複数の次元数をカンマ区切りで同時に指定可能(例:
4,10,17).
- 算出した変換行列は CSV ファイルに保存される.
キャリブレーション完了後に撮影ボタンが有効になる.
1枚撮影
連続撮影
- 指定した枚数・間隔で連続撮影する.
- 枚数・間隔は UI で変更可能(デフォルト値は
config.xml で設定).
保存される画像
- 元画像(RGB):
Shot{NO}.png
- sRGB 変換画像:
sRGB{CN}_{NO}.jpg(指定した次元数ぶん生成される)
撮影失敗時の挙動
- カメラからのフレーム取得に失敗した場合,その時点で撮影全体を中止する(残り枚数は撮影しない).
- 中止した旨をダイアログで通知する.通知は撮影終了処理(プレビュー復帰)の完了後に表示される.
- 取得済みの画像は破棄せずそのまま保存し,
Info.csv に中止した旨と理由を記録する.失敗した1枚は成功として記録されない.
- 撮影開始前の準備(保存フォルダの作成等)やカメラ制御でエラーが起きた場合も,ダイアログで通知して撮影ボタンを操作可能な状態に戻す.
- 画像の保存に失敗した場合は,保存処理の終了後にダイアログで通知する.
- ※ 撮影ボタンは保存が完了するまで無効のままとなる(保存中に次の撮影を開始できない).
撮影・キャリブレーション結果は保存フォルダ以下に日時フォルダで自動保存される.
保存先フォルダ構成
[SaveFolder]/[日付]/[時刻]-[データ名]/
キャリブレーション保存ファイル
TCC.png: キャリブ時の画像
TCC_ROIs.jpg: チャートの ROI 確認画像
TCC_RGB.csv: チャート24色票の RGB 値
TCC_sRGB{CN}.csv: チャート24色票の sRGB 変換値
Conv_RGB-sRGB{CN}.csv: RGB→sRGB 変換行列
Conv_RGB-XYZ{CN}.csv: RGB→XYZ 変換行列
Conv_sRGB-XYZ{CN}.csv: sRGB→XYZ 変換行列
撮影保存ファイル
Info.csv: 撮影情報(カメラ型番・SN,露光時間,ゲイン等)と各枚の撮影時刻
- 撮影ログ部の列は
Shot,Time(ms),Note.3 列目は撮影を中止した行にのみ理由が入る
Shot{NO}.png: 元画像(RGB)
sRGB{CN}_{NO}.jpg: sRGB 変換画像
- シリアル通信(USB-シリアル変換)で光源の ON/OFF を制御する.
- 対応デバイス: Silicon Labs CP210x(
config.xml で変更可能).
- キャリブレーション中は光源の切り替えが無効になる.
- 光源デバイスが見つからない場合,光源ボタンが無効化される.
- 起動時にポートを開いて点灯する.
- アプリ終了時は消灯せず,ポートを閉じるだけにする(終了後も光源は点いたまま残る).上流 v1.7 と同じ動作で,2026-10-08 にユーザーが仕様として確定した.